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首相官邸の執務室へ美奈子は閣僚の一人を呼び出していた。

見栄え重視で首相に選ばれた美奈子は若干32歳の既婚者。

ファーストハズバンドである夫は男性ファッションモデル出身の由紀夫で

美奈子が執務する間、全裸で壁に磔にされていた。

これが首相夫の義務であり、礼儀であった。

飾り物として麗しく、来客女性の目を喜ばせることが重要視されていた。

当然、首相である美奈子には夫の他に舐め奴隷、人間椅子、人間便器などがいた。

首相付には秘書3人の他、SP10名がいる。

秘書にも事務奴隷、性奴隷などが公費であてがわれていた。

SPには人間盾となる盾奴隷と性奴隷があてがわれた。

ヨソで下手な男と遊んで不要のスキャンダルなど起きないようにである。

また24時間365日首相に寄り添っているため、彼女達はプライベートで遊ぶ時間もないほどだった。

ある時、SPの一人である沙耶の性奴隷が大きな病気を患ってしまった。

病気をしてしまった性奴隷はムダな治療費を使わないために治療をしないホスピスに送られた。

その後、新たな性奴隷として選ばれた康夫に首相の美奈子はすぐにゾッコンとなった。

これは女性同士としてモラルに欠けることであった。

仕事上の地位の差はあるものの、人間として女性としての権利は同等である。

美奈子が沙耶の性奴隷を横取りすることは絶対に許されない。

万が一、美奈子が康夫に手を出すようなことがあった場合、康夫は即刻処刑。

美奈子はこれほど虐げられている世の中の男性のさらに下の身分階層に貶められる。

仕事の地位と人間の地位は別であり、首相を務めながら昔ながら男に奉仕する身分階層となる。

それでも美奈子の欲求はおさまらなかった。

執務中に沙耶を呼び出して性奴隷と行為をさせ、それを撮影していることもあった。

大抵は沙耶と康夫の行為を見て、自らの舐め奴隷に舐めさせて満足を得ていた。

それすら褒められた行為ではなかった。

秘書官や他のSP達も内々に首相のことを悪く言うようになってきていた。

それでも美奈子の想いは日に日に康夫にドップリと浸かっていった。

首相の座を奪われることは何でもない・・・そう思えるほど美奈子にとって康夫は好みであった。

因みに公的な首相の代行は副首相であるが

夫や私的奴隷は代行して自由に遊んでいいわけではなかった。

但し公的な奴隷の場合はまだ議論の途中であり、ルールは明確ではない。

そこで相談のために呼びつけた閣僚が法務大臣の三上久美であった。

社会の概念が変わったために死刑執行数が史上最高となってしまい

久美は暴君とか史上最虐の美人大臣などと揶揄されていた。

まさに戦争に匹敵するほど死刑による死者が出ていた。

それほど職務に忠実な久美は美奈子の策略には絶対に同意できなかった。

公的な奴隷の任命責任は首相にあるとはできない。

幾ら公費で買ってきたものではあったもそれは個人的な性生活が不自由にならないよう

個人の裁量で選び、買ってくるべきものであった。

実は康夫は経済産業省の事務方トップである事務次官 三枝フミが売り出した自分の長男だった。

16歳の康夫はあまりのイケメンだったため中年女性の教員に性行為をされてしまっていた。

教員は躾で生徒を全裸にして鞭打つことは許されるが

何の対価も払っていないため性行為をする権利はなかった。

いわば将来高値がつく有望な性奴隷を傷つけられたのだった。

そこで安定していた政府系の奴隷市場に安値で出すハメになった。

手を出した中年女性は男性に奉仕する世の中で最も低い身分にされた。