1201011

芳江はチャキチャキ、バリバリのパート営業さん。

見た目も美人系。

仕事には極めて真面目で途中でサボったりせずに営業に集中した。

事務所にいる時のような虐めも一切なし。

食事もフツウのファミレスでフツウにサッと済ませた。

仕事を終えて営業所へ帰る途中にポツリポツリと喋ってきた。

「アナタも裕美さんにはあんなに目をつけられて気の毒に」

だが芳江も生活がかかっているので会社に居づらくはなりたくない。

申し訳ないが職場の輪を大切にすると言い切った。

由貴子は女性活躍の活動がうまくいってるように見せるために峯夫を残して

その成績を女性達の手柄にしようとする魂胆だとも語った。

そして一人浮いている麻衣は監視役。

由貴子のことすら監視する役目を負って本社から派遣されていると芳江は本社の同僚から情報を入手したそうだ。

事務所に帰るとあらたな下着がトイレの紐にぶら下げられていた。

峯夫がそれを舐めている間に他の人達は日報を書いて次々と退勤していった。

退勤前にトイレに寄った女性達のトイレットペーパー役も

峯夫はいつの間にか自分の仕事だと納得するようになっていた。

そしていつも通り完全無視をするのが麻衣。

翌日は麻衣との営業が予定されている。

また由貴子から声がかかり、由貴子の単身赴任先へ直接向かうことになった。

だが峯夫の体力も限界にきていた。

1回目から中折れ状態になってしまったが、由貴子に優しく愛撫し直されて復活。

何とかイクことができた。

それでも許されずに2回目を要求された。

峯夫も一流の営業成績を持つ営業マンとして見た目はそう悪いほうでもなかった。

由貴子のおもちゃと化した峯夫はひたすら由貴子に奉仕をしまくることで2回目を避ける作戦に出た。

そのつもりだったが由貴子におもちゃを使われて強制勃起させられた。

地獄の2回目。

「できなければ明日から懲罰的仕打ちが追加されることになるわよ」

完全な脅迫だった。

そしてあろうことか2回目を達成することができずに

「楽しみにしてなさい」

と由貴子から捨て台詞を言い渡されて部屋から追い出された。

一人、恐怖に震えながら峯夫は自分の部屋に戻った。

(こんな時に!)

峯夫は帰宅後に復活し、どうしようもない欲情に掻き立てられた。

(新たな仕打ちなんて楽しみなはずはない)

懸命に自分に言い聞かせていたが、胸の高鳴りが抑えられなかった。

今のところ完全無視されている麻衣から何かして貰えるのではないかという期待の妄想が膨らんだ。

いけないと思いながらも自慰行為に走ってしまった。

そして日課となった早朝出勤。

今朝はまだ由貴子はきていなかった。

そのことが逆に恐怖となって体が震え出した。